2007年04月28日

ロストロポービッチ氏逝去

ロストロポービッチ氏は語った。「何が起ころうとも良心だけは失わないようにしよう.移ろう時流に迎合することなく自らの良心にのみ忠実であるならば、私たちの人生は充実したものになるだろう」

昨晩、ニュースを見て思わず声が出てしまいました。驚きました。
チェロ奏者、指揮者のみならず闘うチェリストとして尊敬してました。

社会の傍観者ではなく主体者として生き抜いたロストロポービッチ氏。
ノーベル賞作家アレクサンドル・ソルジェニーツィン氏が旧ソ連政府から弾圧されたとき彼を5年間別荘に匿いともに生活をする。ソルジェニーツィン氏の生活の惨状をみてほっとけなかった。「人としてあたりまえのこと。」しかしそれが反体制と見なされ祖国を追われ国籍を剥奪される。

1989年、壁崩するベルリンの壁で
「壁を越えて、生活と希望を持ち込んだ人々のために」とバッハを演奏。

1990年、ゴルバチョフ政権下で国籍を回復。
1991年、ゴルバチョフ軟禁クーデターが起こったとき、議会ビルに立てこもり「時代の歯車を逆回転させるな」と訴える。

「良心に基づいて生きる。これが、自分の人生に力を与える」
氏が闘ったのは人間を抑圧するもの。

彼は語った。
「音楽を通してみんながひとつの心を共有すること。私が求めているのはそれなんです。」

心よりご冥福をお祈りいたします。


posted by みやかつ at 07:43| Comment(0) | TrackBack(1) | 日々の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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